「引越しや買い替えでマットレスが不要になったけれど、どうやって処分すればいいのかわからない」
「明石市ではマットレスの処分にどれくらいの費用がかかるの?」
このような疑問を抱えている方は少なくないはずです。
明石市では、マットレスを処分する方法は複数あり、それぞれ費用や手間が異なります。粗大ごみとして戸別収集を依頼すれば比較的安価に処分できますし、急ぎの場合は不用品回収業者を利用すれば即日対応も可能です。
ただし、マットレスの種類によっては処分方法に制限があり、特にスプリング入りマットレスは自分で解体することが困難です。本記事では、明石市でマットレスを安全かつ効率的に処分するために必要な情報を、料金形態や注意点とともに詳しく解説していきます。
目次
明石市のマットレスの処分方法
明石市でマットレスを処分する方法は、主に3つあります。それぞれの特徴を理解して、ご自身の状況に合った方法を選びましょう。
粗大ごみとして処分する
最も一般的な処分方法が、明石市の粗大ごみ戸別収集サービスを利用することです。
粗大ごみ受付センター(078-937-0937)に電話、またはインターネットから申し込みを行います。受付時に品目を伝えると、必要な粗大ごみ処理券の枚数を案内してもらえます。
申し込み後は、コンビニエンスストアやあかし総合窓口などで粗大ごみ処理券を購入し、受付番号を記入してマットレスに貼り付けます。収集日当日の午前8時までに、指定された場所へ出しておけば完了です。
ただし、1回の申し込みで出せるのは5点までという制限があるため、マットレス以外にも複数の粗大ごみがある場合は注意が必要です。また、受付日から原則2~3日で収集されますが、引越しシーズンなど申し込みが集中する時期は1~2週間かかる場合もあります。
明石クリーンセンターで持ち込み処分をする
すぐに処分したい場合や、自分で運搬できる場合は、明石クリーンセンターへ直接持ち込む方法もあります。
事前に粗大ごみ受付センター(078-937-0937)へ電話で予約をしてから、予約した日時に明石クリーンセンターへ持ち込みます。窓口で受付を済ませた後、計量と荷下ろしを行い、手数料を現金で支払えば完了です。
持ち込み処分の場合、料金は重量制で10kgあたり100円程度となっており、マットレスの重量は約15~25kg程度のため、200円~300円程度で処分できる計算になります。戸別収集よりもさらに費用を抑えられる可能性がありますが、車両の手配や運搬作業が必要になる点はデメリットといえます。
不用品回収業者に依頼をする
「収集日まで待てない」「マンションの上階から運び出すのが難しい」といった場合は、不用品回収業者への依頼が便利です。
業者によっては即日対応が可能で、搬出作業もすべてスタッフが行ってくれるため、手間や時間をかけずに処分できます。引越しでほかにも大量の不用品が出た場合は、まとめて回収してもらえるパック料金プランを利用することで、個別に処分するよりもコストパフォーマンスが向上します。
ただし、業者選びには注意が必要です。明石市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているかを必ず確認し、見積もり時に料金の内訳を明確に提示してもらいましょう。
明石市のマットレス処分にかかる料金
明石市でマットレスを処分する際の料金は、処分方法によって大きく異なります。
粗大ごみとして戸別収集を利用する場合、処理券の枚数はマットレスのサイズや種類によって変わります。一般的なシングルサイズのマットレスであれば、300円~900円程度(処理券1~3枚)が相場です。ダブルサイズやキングサイズなど大型のマットレスの場合は、さらに処理券が必要になることもあります。
明石クリーンセンターへの持ち込み処分では、重量制で料金が決まります。マットレスの重量はシングルサイズで約15~20kg、ダブルサイズで約25~30kg程度のため、150円~300円程度で処分できる計算になり、戸別収集よりも費用を抑えられる可能性があります。
不用品回収業者に依頼する場合の料金相場は、5,000円~10,000円程度です。基本料金、回収料金、階段作業などのオプション料金が含まれた金額となるため、自治体のサービスより高額になりますが、その分手間と時間を大幅に節約できます。マットレス以外にも不用品がある場合は、軽トラ積み放題プラン(13,200円~16,500円程度)を利用すれば、実質的な1点あたりの単価を下げることが可能です。
明石市のマットレスを無料で処分する方法
費用をかけずにマットレスを処分したい場合は、以下の方法を検討してみましょう。
- フリマアプリやリサイクルショップで売却する
- 家具店やメーカーでの引き取りサービスを利用する
- 知人や友人に譲渡する
フリマアプリやリサイクルショップで売却する
まだ使用感が少なく状態が良いマットレスであれば、フリマアプリやリサイクルショップで売却できる可能性があります。
ただし、マットレスは衛生用品のため、中古品の需要は決して高くありません。購入してから1~2年以内で、目立った汚れやへたりがない場合に限られます。特に高級ブランドのマットレスや、ほぼ未使用の状態であれば、買い手が見つかる可能性が高まります。
売却先としては、メルカリやラクマなどのフリマアプリ、ジモティーなどの地域情報サイト、リサイクルショップなどが挙げられます。フリマアプリを利用する場合は、配送料が高額になるため、地元での手渡し取引を選択するのが現実的でしょう。
家具店やメーカーでの引き取りサービスを利用する
新しいマットレスを購入する予定がある場合は、販売店の引き取りサービスを利用する方法があります。
ニトリでは、購入した商品と同じ数量・同サイズのマットレスを4,400円(税込)で引き取ってもらえます。配達時に古いマットレスを回収してもらえるため、タイミングを合わせやすく便利です。同様に、無印良品や大塚家具などでも引き取りサービスを実施しており、店舗によって料金や条件が異なるため、購入前に確認しておくとよいでしょう。
知人や友人に譲渡する
まだ十分に使用できる状態のマットレスであれば、引越しや新生活を始める知人・友人に譲渡する方法もあります。
ジモティーなどの地域情報サイトで「譲ります」という投稿をすることで、欲しい人とマッチングできる可能性があります。処分費用がかからないだけでなく、まだ使えるものを有効活用してもらえるため、環境にも優しい選択肢です。
ただし、マットレスは大型で運搬が大変なため、受け取り側が自分で取りに来られるかどうかを事前に確認しておく必要があります。
明石市でマットレスを処分する際の注意点
マットレスを処分する前に、知っておくべき重要なポイントがいくつかあります。
- マットレスの種類によって処分方法が異なることがある
- スプリングマットレスを自分で解体するのは避ける
マットレスの種類によって処分方法が異なることがある
マットレスは大きく分けて、スプリングマットレス(コイル入り)とノンスプリングマットレス(ウレタン、ファイバーなど)の2種類があり、処分方法が異なる場合があります。
スプリングマットレスは、内部に金属製のコイル(バネ)が多数使用されており、複数の素材が組み合わさった複雑な構造をしています。そのため、自治体によっては「適正処理困難物」として指定され、通常の粗大ごみとは別の手続きが必要になることもあります。
一方、ウレタンやファイバー素材のノンスプリングマットレスは、カッターやハサミで細かく切断すれば、一般ごみとして処分できる場合があります。ただし、30cm角以内に小さくする必要があり、自治体によってルールが異なるため、事前に確認が必要です。
スプリングマットレスを自分で解体するのは避ける
費用を抑えるためにスプリングマットレスを自分で解体しようと考える方もいるかもしれませんが、これは非常に危険で手間がかかる作業です。
スプリングマットレスの解体には、カッターナイフ、ボルトカッター、ペンチなどの工具が必要で、数百個のコイルを一つずつ切断していく作業が求められます。作業時間は初心者の場合20~30時間にも及び、切断した金属が飛び散って怪我をするリスクもあります。
また、長年使用したマットレスの内部にはカビやホコリが蓄積しており、作業中に健康被害を受ける可能性も否定できません。作業の手間とリスクを考えると、専門業者に依頼するか、自治体の粗大ごみ収集を利用する方が安全で確実です。
明石市でマットレスを処分するなら「明進清掃」へ
明石市でのマットレス処分は、粗大ごみ戸別収集なら300円~900円程度、持ち込み処分なら150円~300円程度と、比較的リーズナブルに利用できます。ただし、搬出作業や運搬の手間、スケジュール調整などを考慮すると、状況によっては不用品回収業者の利用が効率的な選択肢となります。
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